エンジニアリング実践 FDEとは何をするエンジニアか、仕事内容を実際の1週間のスケジュールで解説 2026年9月13日 FDE(Forward Deployed Engineer、フォワードデプロイドエンジニア)とは、顧客企業の現場に入り込み、AIシステムの企画・実装から業務への定着までを一気通貫で担うエンジニアのことだ。定義はそう説明できても、「FDEって実際、日々何をやっているんですか」という実務イメージが湧かないという声をよく聞く...
エンジニアリング実践 要件が固まっていない案件を、FDEはどう進めるか 2026年9月13日 「要件を教えてください」と聞いても、返ってくるのが「それを一緒に考えてほしい」という案件がある。FDEとして現場に入っていると、こういう案件に遭遇する頻度は、想像以上に高い。 これは困った状況に聞こえるかもしれないが、実は違う。要件が固まっていない案件こそ、FDEが最も価値を発揮できる領域だと私は考えている。ここでは、...
エンジニアリング実践 AI導入がPoC止まりで終わり現場定着しない3つの理由、定着から逆算するFDEの動き方 2026年9月13日 「AI導入案件の多くはPoC止まりで終わり、現場定着まで進まない」。この指摘自体は、もう目新しくもない。コンサルの資料にも、ベンダーのセミナーにも、同じ言葉が並ぶ。 だが、そこで語られる原因——「目的が曖昧」「経営のコミットが弱い」——は、現場にいる立場からすると表層的だと感じる。目的が明確で、経営が乗り気でも、PoC...
エンジニアリング実践 日本企業でFDEをやって分かった、海外のFDE論がそのまま通用しない3つの理由 2026年9月13日 FDE(Forward Deployed Engineer)という職種が、日本でも少しずつ語られるようになってきた。「FDEとは何か」を解説する記事は増えたが、そのほとんどは海外——主にPalantirやOpenAI界隈——のFDE論の紹介だ。 私は日本企業のクライアント先で、FDEとして働いている。企画段階から現場に...
エンジニアリング実践 AIに要件定義を手伝わせるプロンプトの型、段階を分ける理由と出力をそのまま使わない7箇所 2026年9月13日 AIに要件定義を手伝わせるプロンプトを、どう組むか。私はAI導入支援(FDE)の仕事で、要件定義書そのものをAIに書かせている。ただし「議事録を全部貼って、要件定義書を書いて」と一発で投げることはしない。段階を分けて渡し、出てきたものを7箇所で必ず自分の手で直す。 この記事では、実際に使っている入力の内訳、段階の分け方...
エンジニアリング実践 Claude Codeで業務自動化を1か月回して分かった、定型業務を任せる範囲の決め方と5つの歯止め 2026年9月11日 Claude Codeで業務自動化をやるとき、何を任せて何を人が握るか。私はこの1か月、ブログ・Threads・Xの運用という定型業務を、Claude Codeのセッションにほぼ丸ごと任せて回してきた。リポジトリの初コミットが2026年8月8日、この記事を書いている9月11日までにマージしたPRは254本、記事の原稿は...
エンジニアリング実践 LLMの評価方法を自動化する実例、CI・LLM-as-a-judge・評価データセットで回し続ける仕組み 2026年9月11日 LLMの評価方法について、以前「デモでは動くが本番で使えない」を潰す評価設計で評価データセットの作り方と評価指標の分け方を書いた。今回はその続きで、「評価データセットを作った後、それをどう回し続けるか」という自動化の話を書く。 結論から言うと、私がやっていることは大掛かりではない。CIパイプラインに評価スクリプトを組み...
エンジニアリング実践 要件が固まっていない段階からPoCを始める進め方 2026年9月9日 結論から書く。要件が固まっていないことは、PoCを始めない理由にならない。むしろ「要件を固めるためにPoCを使う」という順序を選べば、要件が曖昧な段階の方が着手しやすいことすらある。FDEとして複数のAI導入案件に関わる中で、要件定義書が完成するのを待ってからPoCに入る進め方と、要件が固まる前にPoCを走らせてしまう...
エンジニアリング実践 AIエージェントをSlack・LINEなど現場のツールに組み込む設計 2026年9月9日 AIエージェントを業務に組み込む相談を受けるとき、最初のつまずきは「モデルの性能」ではなく「現場の入口をどこにするか」であることが多い。チャット画面を新しく作っても、現場の人はそこを開きにいかない。すでに使っているSlackやLINEの中にAIエージェントを差し込む方が、圧倒的に使われる。 ただし、この「差し込む」がや...