マイクロ法人運用 マイクロ法人を持つと何が変わるのか——実務レベルの変化 2026年9月6日 マイクロ法人運用シリーズでは、設立の意思決定や役員報酬、社会保険料の実数比較など、個別のトピックをそれぞれ掘り下げて書いてきた。今回は少し視点を変えて、「結局、マイクロ法人を持つと日常レベルで何が変わるのか」という問いに、実務のディテールで答える。 先に結論を書くと、一番変わったのは税務や社会保険といった制度面の数字で...
子育てと複業 子育てと複業の両立で諦めたこと・優先しなかったこと 2026年9月6日 「両立のコツは何ですか」と聞かれると答えに詰まる。両立は足し算ではなく引き算でしか成立しないからだ。本業のFDE、複業4事業(storeforge、aerial-earth-studio、afflow、民泊)、そして子育て。この全部を同じ熱量でやろうとした時期が私にもあったが、結果は全方位が中途半端になっただけだった。...
エンジニアリング実践 AIコーディングエージェントを使うと逆に遅くなるケース 2026年9月6日 結論から書く。AIコーディングエージェントは「速くなる」が前提で語られがちだが、実際には特定の条件が揃うと明確に遅くなる。私が本業のFDE(企業のAI導入支援)と複業側の開発の両方でClaude Codeを日常的に使っていて体感しているのは、①要件があいまいなまま投げたとき、②レビューコストがエージェントの生成速度に追...
エンジニアリング実践 TypeScriptでのクリーンアーキテクチャ実装、ports/adaptersの切り方 2026年9月6日 前回、個人開発でクリーンアーキテクチャを採用するかどうかの判断基準を書いた。今回はその続きで、「採用すると決めた後、実際にどうports/adaptersを切るか」を書く。結論から言うと、私が実務でやっているのは「外部システムへの操作を1つの動詞にまとめてinterfaceにする」というシンプルな作業だ。domain/...
複業ログ 複数事業の月次収支をどう管理しているか(会計フローの実例) 2026年9月6日 「事業ごとの名義の固定」「口座・カードの使い分け」については別記事で書いた。今回はその先、実際に月次で数字をどう締めて、どう見て、次の月の判断にどうつなげているかという「回し方」の部分を書く。 先に結論を書くと、私は月次収支を「事業ごとの黒字・赤字を毎月確定させる」ためではなく、「継続するか止めるかの判断材料を毎月更新...
複業ログ 複数事業のドメイン・法人・個人事業を整理する会計の工夫 2026年9月6日 複業4事業(storeforge・aerial-earth-studio・afflow・民泊)と、本業の個人事業、そしてマイクロ法人(Nogawa L.prince合同会社)。今回は、これだけの数の「お財布」が並存する状態で、日々の会計処理をどう破綻させずに回しているかを書く。 先に結論を書くと、私がやっているのは複雑...
エンジニアリング実践 Node.js 22のネイティブTypeScript実行で捨てたツールたち 2026年9月6日 結論から書く。Node.js 22系(--experimental-strip-types、22.6以降で利用可能)でTypeScriptをそのまま実行できるようになったことで、私は複数のプロジェクトからts-nodeとtsxを削除した。ビルドステップを挟まない小〜中規模のスクリプト用途に限れば、もう型ストリップ専用の...
エンジニアリング実践 git hooksをsubmodule化して全プロジェクト共通化した話 2026年9月6日 複業4事業+本業を並行運用していると、リポジトリの数はあっという間に増える。私は今、コードを書くリポジトリだけで10近くを行き来している。今回はその中で地味に効いている改善、「git hooksをリポジトリごとに書くのをやめて、専用リポジトリからsubmoduleとして配布する仕組みに切り替えた話」を書く。 結論から言...
エンジニアリング実践 稟議・情シス・予算構造という日本企業特有の壁への対処 2026年9月6日 FDEとして企業のAI導入支援に入ると、技術的な難易度よりも「稟議」「情シス」「予算構造」という3つの壁の方が導入速度を左右することが多い。今回は、この3つの壁が具体的にどう立ちはだかり、私がどう対処してきたかを書く。結論を先に書くと、この3つは個別対応ではなく「1つの資料と1つの動線」でまとめて崩すのが最も効率がいい...
複業ログ 1つの事業に集中すべきか、並行すべきか——実際にやってみた判断基準 2026年9月6日 「複数事業を並行するか、1つに絞るか」は、複業を始めた人なら一度は迷う問いだと思う。私は以前の記事で「1本足打法をやめた理由」を書いたが、今回はその逆の視点、つまり「並行のままでいい事業」と「一時的に集中すべきだった事業」を実際にどう見分けているかを書く。結論から言うと、私は事業単位で「集中か並行か」を固定していない。...