エンジニアリング実践 AI導入案件が「PoC止まり」で死ぬ本当の理由と、現場定着までやるFDEの動き方 2026年8月22日 「AI導入案件の多くはPoCで止まる」。この指摘自体は、もう目新しくもない。コンサルの資料にも、ベンダーのセミナーにも、同じ言葉が並ぶ。 だが、そこで語られる原因——「目的が曖昧」「経営のコミットが弱い」——は、現場にいる立場からすると表層的だと感じる。目的が明確で、経営が乗り気でも、PoCは止まるときは止まる。私は実...
エンジニアリング実践 FDEとSESは何が違うのか、両方の現場を知る立場から 2026年8月22日 「FDEって結局、SESと何が違うんですか」。この職種について話すと、必ずと言っていいほど聞かれる。 私は日本企業のクライアント先でFDE(Forward Deployed Engineer)として働きながら、SESの現場も経験している。両方の現場を知る立場から言うと、この2つは似ているようで、契約の建て付けから単価、...
エンジニアリング実践 普通のエンジニアがFDE的な動き方を身につけるには 2026年8月22日 前回の記事で、FDEとSESの違いは「工数提供」か「成果責任」かという契約の性質にある、という話をした。では、その成果責任を果たせる動き方は、どうやって身につけるのか。 私自身、最初からFDE的に動けていたわけではない。実装は問題なくできても、稟議の通し方や情シスの巻き込み方は、現場で失敗しながら学んだ。ここでは、その...
エンジニアリング実践 顧客ヒアリングからプロトタイプまでを最短で回す型 2026年8月22日 「要件が固まっていないと開発に入れない」。これは正しいが、AI導入案件では話が逆になることが多い。要件は、動くプロトタイプを見せて初めて固まる。 とはいえ、ヒアリングもなしにいきなり作り始めていいわけではない。ここでは、私が実際に使っている「顧客ヒアリングからプロトタイプまでを最短で回す型」を書く。 なぜ「要件を固めて...
エンジニアリング実践 AI案件のスコープ設計(準委任と成果コミットの間でどう握るか) 2026年8月22日 AI導入案件のスコープを決めるとき、多くの現場で最初につまずくのがここだ。「完成させます」と請負的に約束するのは危険なのに、かといって「時間だけ提供します」という準委任の建て付けでは、依頼する側が不安になる。 以前の記事で、FDEとSESの違いは「工数提供」か「成果責任」かにあると書いた。この記事では、その成果責任を実...