前回、複数事業を並行して持つ理由を書いた。今回は、その4事業(storeforge・aerial-earth-studio・afflow・民泊)が、それぞれ今どのフェーズにいるのかを棚卸しする。これから個別の記事を書いていく前の、地図のようなものだと思ってほしい。
目次
storeforge(ドロップシッピング)
日本市場向けのドロップシッピング事業。まだ販売開始前の準備段階にある。
- 予算: 5万円上限。黒字化するまで増額しない方針
- やったこと: 60カテゴリをゼロベースでリサーチし、AliExpressの実販売数など需要の実測データで絞り込んだ
- 直面した壁: 電動猫じゃらしの候補はPSE法(電気用品安全法)の該非判定リスクで不採用に。健康食品・サプリ・化粧品は薬機法・景品表示法の観点で除外。特定商取引法の納期表示義務もあり、中国発送前提だと1〜3週間のリードタイムが表示上のネックになる
- 方針転換: 当初想定していた中国輸入(AliExpress・CJ Dropshipping経由)はグレーゾーンが多いと判断し、国内卸(PETポチッと、NETSEA等)中心の仕入れに切り替えた
- 今のフェーズ: 第1弾商品ジャンル(ペット不安・鎮静グッズ)を確定させたところ。次は具体的な仕入れ先の選定と出品
aerial-earth-studio(空撮動画チャンネル)
Google Earth Studioで作る空撮動画のYouTubeチャンネル群。4事業の中でもっとも運用実績が積み上がっている。
- チャンネル1「空から見る野球」: 登録者733人。公開済み動画は甲子園「7つの秘密」、前作「センバツ出場校」など
- 公開予定: 大谷翔平6球場企画、神宮パック3本、12球団屋根形状ランキング企画(レンダリング中)
- 収益化までの距離: 再生時間があと約3,743時間必要な状態
- 技術基盤: Python製だったパイプラインをTypeScriptに全面移植済み。142テストを併設し、Node.js 22 + tsx + pnpmで運用
- 判定ライン: 収益化条件(登録1,000人 or 再生時間3,000時間)を一定期間で達成できなければ、リソースを他事業に振り直す基準を自分の中で決めてある
- 横展開: 海外向け日本観光チャンネル(英語)を2チャンネル目として企画検討中。1チャンネル目の収益化判定を待たずに、企画自体は前倒しで進めている
afflow(SNSアフィリエイト)
SNS経由のアフィリエイト事業。パイプラインの作り直しを終えたばかりの段階。
- 経緯: 旧リポジトリは作成直後にアーカイブし、
afflowとしてクリーンアーキテクチャで再設計した - 今のフェーズ: 動画生成パイプラインの実装に着手したところで、売上実績はまだこれから
- 既存資産の課題: 稼働していたGASボット2本(ふるさと納税アフィリ、セール情報配信)がX(旧Twitter)のOAuth失効で投稿停止中。復旧作業が別途必要
- 運用ルール: ステマ規制対応として全投稿に#PR表記を徹底する方針。ジャンルによって使う媒体を分けている(アダルト系はX限定、物販はInstagram・TikTokにも展開)
民泊
4事業の中でもっとも初期段階。具体的な物件・エリアの検証はこれから詳しく書く。
- 今のフェーズ: 検証段階
- エリア方針: 沿線を絞って、転貸方式にするか物件購入にするかを比較検討中
4事業を並べてみて見えること
こうして並べると、4事業は見事にフェーズがバラバラだ。
- storeforge: リサーチが終わり、これから実行フェーズ
- aerial-earth-studio: 運用実績があり、判定ラインに向けて積み上げ中
- afflow: 作り直しが終わり、これから実装フェーズ
- 民泊: まだ検証の入り口
これは狙って揃えたわけではなく、それぞれのタイミングで手をつけた結果、自然とこうなった。ただ結果的に、フェーズが分散していることで「今週は考える系のタスクに時間を使いたい」「今週は手を動かす系のタスクに時間を使いたい」というすきま時間の性質に合わせて事業を選べている。
次回以降は、この4事業をそれぞれ深掘りしていく。まずはリサーチの過程で一番苦労した storeforge の法規制まわりから書く予定だ。